16話 AI業務改善の90日計画を作る

これまでの成果物を90日間の改善計画に並べる様子。

Contents

第1話から第15話までで、会社の仕事を地図にし、入口を整え、資料と改善の仕組みをつなぎ、AIの使い方に境界を作りました。最終話では、全部を一度に変えず、次の90日で続ける順番にします。

30日ごとに目的を分ける

最初の30日に問い合わせと正式情報を試す様子。

最初の30日は、問い合わせ分類・FAQ・正式情報を実務で一度使い、間違いを直す期間です。次の30日は、営業確認表・資料・発信計画をつなぎ、会議で変化を確認します。最後の30日は、マニュアル、引き継ぎ、AI利用ルールを定着させます。

次の30日に営業と発信の流れをつなぐ様子

各期間に、対象業務、担当、確認者、残す成果物、見たい変化を一つずつ置きます。AIには「この成果物一覧を90日の週次行動に分け、依存関係と確認日を示してください」と依頼します。

計画は数字だけで測らない

返信までの時間、確認回数、資料探しの時間、引き継ぎ時の質問数などを参考にしつつ、顧客への説明が正確になったか、担当者が迷わなくなったかも会議で見ます。うまくいかない工程は、第1話の業務地図へ戻って見直します。

実践

次の月曜から始める一つの作業を決め、担当と確認者を置きます。90日後の理想像より、今週残す一枚の成果物を決めるところから始めてください。

例:90日を週の行動へ落とす

最後の30日に共有資料とルールを定着させる様子。

最初の週は、第1話の業務地図を一件分だけ作り、第2話の問い合わせ表へ10件を追加します。二週目は頻出質問を三つ選び、第3話のFAQ案を根拠資料と照合します。このように、各週の終わりに残るものを一つ決めます。大きな「AI導入」ではなく、次の人が使える表や資料を残す計画です。

31日目以降は、相談確認表と営業資料を一件で試し、発信計画を一か月分だけ回します。61日目以降は、会議で改善結果を確認し、作業マニュアルと引き継ぎ資料へ反映します。第15話のルールに照らし、AIへ入力した内容や確認者も振り返ります。

計画を見直す場を先に予約する

今週から始める一つの改善作業を決める様子。

30日、60日、90日に、担当者と確認者が短く振り返る時間を予定します。見たい変化が出ていなくても、作業量が増えた、確認が詰まった、資料が古かったという事実を残します。改善は直線ではありません。業務地図へ戻り、次の90日で扱う工程を一つ選び直せば十分です。

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