1-AIって何?まずは難しく考えずに使ってみよう

AI初心者がChatGPTを初めて使う画面のイメージ

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「AIという言葉はよく聞くけれど、実際には何をするものなのか分からない」

「仕事で使えるらしいけれど、自分には難しそう」

そんな印象を持っている方もいるかもしれません。

AIを使い始めるために、最初から難しい仕組みや専門用語を覚える必要はありません。まずは実際に質問を入力して、どのような答えが返ってくるのかを見てみるだけでも十分です。

このシリーズでは、AIをほとんど使ったことがない方に向けて、無料で始めるところから少しずつ使い方を紹介していきます。

第1話では、AIがどのようなことをしてくれるのかを簡単に確認し、実際に最初の質問を入力するところまで進めます。

AIは話しかけるように使える

ChatGPTの質問入力欄の場所を示す画面イメージ

AIと聞くと、専門的な知識が必要なものを想像するかもしれません。

しかし、ChatGPTのようなAIは、普段使っている言葉で質問やお願いを入力できます。

たとえば、次のような内容です。

「今日の夕食を考えてください」

これだけでも質問として成り立ちます。

難しい命令文を作ったり、決まった形式で入力したりする必要はありません。家族や同僚に相談するときのように、知りたいことや手伝ってほしいことを入力します。

ほかにも、

「旅行の持ち物を考えてください」

「この文章を分かりやすくしてください」

「明日の予定を整理してください」

といった使い方ができます。

最初は、AIを「何でも知っている特別な機械」と考えるよりも、質問したり、文章を考えたり、考えを整理したりするときに手伝ってくれる相手と考えると分かりやすいでしょう。

検索とAIは少し使い方が違う

検索とAIチャットの使い方の違いを比較した画面イメージ

分からないことがあるとき、多くの人はGoogleなどで検索します。

検索では、入力した言葉に関係するWebページが表示されます。その中から、自分が知りたい情報が書かれているページを探して確認します。

AIの場合は少し違います。

質問やお願いを入力すると、その内容に合わせて返事を作ります。

たとえば、「今日の夕食」と検索した場合は、レシピサイトや料理の記事などが表示されます。

一方でAIには、次のように相談できます。

「今日の夕食を考えてください。大人2人分で、30分くらいで作れるものがいいです」

すると、その条件に合わせた料理の案を返してくれます。

さらに、

「魚料理にしてください」

「買い物リストも作ってください」

と続けることもできます。

検索は情報が掲載されているページを探すときに便利です。AIは、質問したり、条件を伝えたりしながら考えを整理したいときに使いやすい道具です。

どちらか一方だけを使うのではなく、目的に合わせて使い分けることが大切です。

まずは入力する場所を見つけよう

ChatGPTを開くと、画面の中に文章を入力する場所があります。

スマートフォンとパソコンでは画面の見え方が少し異なることがありますが、基本的な使い方は同じです。

入力する場所をクリック、またはタップして、質問やお願いを書きます。

最初は何を書けばよいか迷うかもしれません。

その場合は、次の文章をそのまま入力してみてください。

今日の夕食を考えてください。

入力できたら送信します。

これがAIとの最初のやり取りです。

最初から上手に質問できなくても大丈夫

AIとの会話で質問を追加して回答を調整する画面イメージ

質問を送ると、AIから返事が表示されます。

ここで大切なのは、最初の回答をそのまま使わなくてもよいということです。

たとえば、AIが夕食の案を出してくれたものの、少し手間がかかりそうだったとします。

その場合は、続けて、

もっと簡単に作れるものにしてください。

と入力できます。

量が多ければ、

2人分にしてください。

買い物も必要なら、

必要な食材をまとめてください。

と追加できます。

AIを使うときは、最初の1回ですべての条件を伝えなくてもかまいません。

まず質問して、返ってきた答えを見てから、「もう少し短く」「別の案にして」「もっと簡単に」と伝えることができます。

このように会話を続けられることが、AIの使いやすいところです。

文章を分かりやすくしてもらうこともできる

AIに文章を分かりやすく直してもらう画面イメージ

もう一つ、初心者でも試しやすい使い方があります。

自分で書いた文章を、分かりやすく直してもらう方法です。

たとえば、少し分かりにくい文章を書いてしまったときは、

この文章を分かりやすくしてください。

と入力し、その下に文章を貼り付けます。

すると、内容を整理した文章が返ってきます。

仕事のメールや案内文をいきなりAIに作らせる必要はありません。

まずは自分で書いた文章を見せて、「読みやすくしてください」「短くしてください」とお願いするだけでも使えます。

ただし、住所、電話番号、パスワード、顧客の情報など、大切な個人情報や秘密の情報は安易に入力しないようにしましょう。

AIを使うときの注意点については、このシリーズの中で改めて詳しく紹介します。

AIの答えは必ず正しいとは限らない

AIは便利ですが、返ってくる答えがいつも正しいとは限りません。

間違った内容を答えたり、古い情報をもとに返事をしたりすることもあります。

特に、最新のニュース、料金、法律、医療、お金に関することなどは、AIの答えだけで判断しないことが大切です。

必要に応じて、公式サイトや信頼できる情報も確認します。

最初のうちは、夕食の案を考えてもらう、文章を読みやすくしてもらう、予定を整理してもらうなど、間違いが大きな問題になりにくい内容から試すと使い方をつかみやすくなります。

まずは1つ質問してみよう

AIを使い始めるために、難しい勉強は必要ありません。

今回覚えておきたいのは、AIには普段の言葉で質問できることです。

最初から上手な質問を作る必要もありません。短い言葉で質問し、返ってきた答えを見ながら追加でお願いできます。

まだ一度もAIに質問したことがない方は、まず次のどちらかを入力してみてください。

今日の夕食を考えてください。

または、

この文章を分かりやすくしてください。

最初の一回は、それだけで十分です。

次回は、無料版のChatGPTを使い始める方法を、実際の画面を見ながら順番に紹介します。


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