ブランドを積み上げ、採用コストを最適化し、応募の質を高める
なぜ今「自社採用サイト」か
媒体任せの限界
掲載型媒体は即効性がある一方で、フォーマットが画一的なため自社の“らしさ”が伝わりにくい。掲載期間が終われば露出は途切れ、再掲載コストが積み上がります。
採用の“資産化”という考え方
自社サイトは、技術記事・プロダクト裏側・カルチャーや制度などの一次情報をドメイン内に蓄積できます。記事・FAQ・事例が積み上がるほど検索流入や指名流入が増え、採用広報がストック型に転換します。
自社採用サイトで得られる3つの成果
ブランドを立体化する
技術選定の背景、開発体制、意思決定プロセス、働き方のリアルを媒体の制約なしに深く表現。候補者の事前解像度が上がり、面談の密度が向上します。
コストを最適化する
媒体費=フロー支出/自社サイト=ストック投資。同じコンテンツをブログ・LP・スカウト返信で二次利用でき、年単位でCPA(採用一人あたりコスト)を滑らかに低下させます。
応募の質と体験(CX)を高める
FAQ・選考フローの明示、複数箇所のCTA、最小項目のフォーム、ATS連携で応募率↑・ミスマッチ↓。送信後の自動返信で期待値コントロールも可能に。
情報設計(IA)とコンテンツ戦略
必須ページと役割
- ヒーロー/ミッション:誰に・何を・なぜ
- 職種一覧・詳細:Must/Want、開発環境、待遇、勤務地
- カルチャー/価値観:行動指針、1日の流れ、社内制度
- 働く環境:技術スタック、レビュー/品質担保、リリース頻度
- 選考フロー/FAQ:不安を先回りで解消
- 技術ブログ・登壇情報:信頼の一次情報を蓄積
- エントリー(ATS連携):候補者体験のハブ
職種詳細の書き方(テンプレ化)
- 目的(このポジションが解く課題)
- ミッション/期待成果(6–12か月)
- 必須/歓迎スキル(具体的な技術名+レベル感)
- 開発環境(言語・FW・CI/CD・監視)
- 評価・成長機会(レビュー・勉強会・登壇支援)
- 働き方(リモート可否、フレックス)
- 選考フロー・提出物(課題有無、面談回数)
FAQと選考フロー
- FAQ:リモート比率、副業可否、PC支給、技術課題の範囲など
- フロー:応募→カジュアル面談→技術面接→最終→オファー。所要日数の目安も明記
UX/デザインの要点
ファーストビューの設計
“誰に/何を/なぜ”を1スクロールで伝達。ヒーロー直下に「職種一覧」へのショートカットと主要CTAを配置。
モバイルとフォーム最適化
- フォーム:項目最小化、オートフィル対応、進捗表示
- CTA配置:上部・中部・末尾の3点
- 可読性:16px以上の本文、十分な行間と余白
画像・テキストのトーン
実人物・実プロダクトの写真>ストック素材。テキストは結論→根拠→具体例の順で、冗長さを排除。
実装と運用(WordPress想定)
情報モデル(CPT/CF/タクソノミー)
- CPT:
jobs
(職種) - タクソノミー:部門、勤務地、雇用形態
- カスタムフィールド:必須/歓迎、給与レンジ、開発環境、選考フロー
検索と構造化データ
- 職種詳細に**
JobPosting
構造化データ**を付与(検索での視認性↑) - ブログは技術・働き方の検索意図に沿って定期連載、内部リンクで職種へ誘導
パフォーマンスと計測
- 画像WebP、フォント最適化、コード分割でLCP改善
- GA4+タグで「応募送信」「スクロール完了」「CVR」を計測
- キャッシュ導入時は更新後のパージ運用をルール化
コストモデルとROIの考え方
初期費と運用費の目安
- 初期:30〜150万円(ボリューム・撮影の有無で変動)
- 運用:月3〜10万円(記事制作、更新、AB、軽保守)
媒体費との比較メカニズム
媒体は短期露出のフロー、自社サイトは蓄積するストック。記事・FAQ・事例を二次利用し、CPAを年次で逓減させるのが狙い。
ダッシュボードでの可視化
媒体/自社/リファラ別に応募→面談→内定の転換率を可視化。面談化率×内定率で投入コストを配分。
立ち上げ90日ロードマップ
0–30日:基礎体温を上げる
- IA決定、職種テンプレ、FAQ・選考フロー整備
- HERO・職種一覧・詳細テンプレをデザイン/実装
- GA4・タグ・Search Console設定
31–60日:運用を回す
- 週1本の技術/カルチャー記事を公開
- CTA文言、フォーム項目のAB
- 画像最適化・LCP改善・離脱ページの要因潰し
61–90日:効果を伸ばす
- 成果記事の“派生”を作成(要約版/Q&A展開)
- 登壇/イベント情報を集約し回遊を強化
- ダッシュボードで応募率・面談化率の改善点を特定
まとめ(CTA)
求人媒体の“その場しのぎ”から、自社の“採用資産化”へ。
自社の求人サイトは、ブランドを強くし、コストを最適化し、応募の質を上げるための中核です。
まずは職種テンプレ+FAQ+選考フローから。次に技術・カルチャー記事の連載で信頼を積み上げ、応募率と面談化率で改善を回しましょう。
設計(IA)→デザイン→WordPress実装→ATS連携→計測まで一気通貫でご支援可能です。お気軽にご相談ください。