AIに質問してみたものの、
「少し難しい」
「説明が長すぎる」
「自分が知りたいことと少し違う」
と感じることがあります。
そのようなとき、質問の仕方が悪かったと考えて、そこで使うのをやめてしまう必要はありません。
AIの回答は、あとから直してもらえます。
しかも、長い説明や特別な書き方は必要ありません。短い言葉を追加するだけでも、回答は変わります。
今回は、思った回答が出なかったときに使える、次の4つのお願いを紹介します。
- もっと簡単に
- もっと短く
- 具体例を入れて
- 初心者向けに
この4つを使いながら、同じ回答を少しずつ自分の希望に近づけてみましょう。
最初の回答が合わなくても問題ない

AIに質問すると、最初からちょうどよい回答が返ってくるとは限りません。
たとえば、
パソコンのデータを整理する方法を教えてください。
と質問したとします。
すると、AIから少し専門的で長い説明が返ってくることがあります。
内容が難しかったり、読む量が多かったりすると、「自分には使えない」と感じるかもしれません。
しかし、その回答をそのまま受け入れる必要はありません。
人に説明してもらうときも、「もう少し簡単にお願いします」と伝えることがあります。AIにも同じように頼めます。
「もっと簡単に」と伝える

回答に難しい言葉が多いときは、
もっと簡単に説明してください。
と入力してみましょう。
これだけで、言葉をやさしくした説明に変わることがあります。
たとえば、最初の回答に専門的な言葉が多く含まれていても、「もっと簡単に」と伝えることで、日常的な表現に言い換えてもらえます。
さらに、
小学生にも分かるように説明してください。
と伝える方法もあります。
ただし、毎回そこまで細かく指定する必要はありません。最初は「もっと簡単に」の一言だけでも十分です。
「もっと短く」と伝える

AIの回答は、必要以上に長くなることがあります。
知りたいことは簡単なのに、説明が何段落も続くと読みづらく感じます。
そのときは、
もっと短くしてください。
と入力します。
すると、説明の量を減らして、要点だけをまとめた回答に変わることがあります。
さらに短くしたい場合は、
3行でまとめてください。
大切なことを3つだけ教えてください。
と伝えてもよいでしょう。
最初から細かく考えなくても、「もっと短く」の一言で試し、まだ長ければ追加でお願いすれば大丈夫です。
「具体例を入れて」と伝える

説明を読んでも内容をイメージしにくいときは、具体例を入れてもらいましょう。
入力する言葉は、
具体例を入れてください。
で十分です。
たとえば、「データを整理する」と言われても、初めての人には何をすればよいのか分かりにくいことがあります。
具体例を入れてもらうと、
「仕事」「写真」「請求書」などのフォルダに分ける
「2026年」「7月」など日付ごとに分ける
といった形で、実際の作業をイメージしやすくなります。
説明だけでは分かりにくいと感じたら、具体例をお願いしてみましょう。
「初心者向けに」と伝える
AIは、質問した人がどれくらい詳しいのかを正確には分かりません。
そのため、初めて使う人に対しても、少し難しい説明を返すことがあります。
そのときは、
初心者向けに説明してください。
と伝えます。
これにより、手順を省略せず、順番に説明してくれることがあります。
たとえば、パソコン操作について質問した場合も、詳しい人向けの説明では途中の操作が省かれることがあります。
「初心者向けに」と追加すれば、クリックする場所や進める順番まで含めた説明に変わりやすくなります。
同じ回答を3回直してみよう

今回は、実際に同じ回答を3回修正してみましょう。
まず、次の質問を入力します。
パソコンのデータを整理する方法を教えてください。
回答が表示されたら、続けて次のように入力します。
もっと簡単に説明してください。
回答が変わったら、さらに続けます。
もっと短くしてください。
最後に、
具体例を入れて、初心者向けに説明してください。
と入力してみましょう。
最初の回答と、最後の回答を比べてみてください。
同じ質問でも、追加のお願いによって、言葉の難しさ、文章の長さ、説明の分かりやすさが変わることが分かります。
一度に全部伝えなくても大丈夫
今回紹介した4つを、最初からすべて入力する必要はありません。
まず回答を見て、
難しければ「もっと簡単に」
長ければ「もっと短く」
分かりにくければ「具体例を入れて」
説明が飛んでいれば「初心者向けに」
と追加していけば十分です。
AIへの質問は、テストではありません。
正しい質問文を最初から作るよりも、返ってきた回答を見て調整する方が使いやすいこともあります。
それでも合わないときは何が違うか伝える
4つのお願いを使っても、まだ希望と違う場合があります。
そのときは、どこが違うのかを短く伝えましょう。
たとえば、
スマートフォンではなく、パソコンの方法を教えてください。
仕事ではなく、家庭で使う方法を教えてください。
操作の順番だけを教えてください。
と伝えます。
「違います」とだけ入力するよりも、何を変えてほしいかを少し追加した方が、希望に近い回答になりやすくなります。
AIの回答は確認してから使う
読みやすく修正された回答でも、内容が必ず正しいとは限りません。
特に、料金、制度、法律、医療、商品情報、最新のサービス画面などは変更されることがあります。
そのため、重要な内容は公式サイトや信頼できる情報でも確認しましょう。
AIに直してもらうことと、内容が正しいか確認することは別です。
文章が分かりやすくなったからといって、そのまますべて正しいとは限らない点は覚えておきましょう。
まとめ|短いお願いで回答は直せる
AIから思った回答が返ってこなくても、すぐに諦める必要はありません。
まずは、次の4つを使ってみましょう。
もっと簡単に
もっと短く
具体例を入れて
初心者向けに
難しい質問の型を覚えなくても、短い言葉を追加するだけで回答を調整できます。
一度で完璧な回答を求めるのではなく、返ってきた内容を見ながら少しずつ直していくことが、AIを使うときの基本です。
次回は、AIに入力しない方がよい情報や、回答を信用しすぎないための注意点を紹介します。

