前回は、無料版ChatGPTの始め方と、最初の質問を送る方法を紹介しました。
実際に使ってみると、
「もっと上手に質問しないといけないのでは?」
「AIに伝わる特別な書き方があるのでは?」
と感じた方もいるかもしれません。
インターネットでは「プロンプト」という言葉をよく見かけますが、初めてAIを使う段階では、難しく考える必要はありません。
AIは、普段の会話で使うような言葉でも十分に理解してくれます。
今回は、一度で完璧な質問を作ろうとせず、会話を続けながら希望する答えに近づける方法を紹介します。
最初は短い質問で十分

AIへの質問は、長い文章を書く必要はありません。
まずは思いついたことを、そのまま入力してみましょう。
例えば、休日の予定を考えたい場合なら、
東京で雨の日に何をすればいい?
これだけでも十分です。
AIは、この質問に合わせていくつかの提案を返してくれます。
最初から条件をすべて書かなくても大丈夫です。
まずは質問してみることが大切です。
条件はあとから追加できる

AIの便利なところは、答えを見てから追加でお願いできることです。
例えば、最初の質問に対して、美術館やショッピングなどの案が返ってきたとします。
でも実際は、小さなお子さんと一緒に出かける予定だった場合は、
子どもと一緒です。
と続けて入力できます。
すると、室内遊び場や水族館、体験施設など、条件に合わせた提案に変わることがあります。
さらに、
予算は5,000円です。
と追加すれば、予算も考慮した内容に近づいていきます。
このように、一度に全部伝えなくても、会話を続けながら条件を増やしていけます。
AIとのやり取りは相談に近い
AIを使うときは、「命令する」というより、「相談する」と考えると分かりやすくなります。
例えば友人に相談するときも、
「今度どこか行こう。」
と言ってから、
「雨の日なんだ。」
「子どもも一緒なんだ。」
「予算は5,000円くらいかな。」
と話を続けることがあります。
AIも同じように、会話を重ねながら希望を伝えていけます。
特別な書き方を覚えるよりも、「あとから追加できる」ということを知っておく方が、ずっと使いやすくなります。
思った答えと違ったら伝えてみよう

AIから返ってきた答えが、自分の希望と違うこともあります。
その場合は、最初からやり直す必要はありません。
例えば、
「もっと近い場所がいいです。」
「小学生向けにしてください。」
「車は使いません。」
「屋内だけでお願いします。」
このように、思ったことをそのまま伝えてみましょう。
すると、AIは前の会話を参考にしながら、新しい条件を反映した答えを考えてくれます。
一度で完璧な答えを出そうとせず、「少しずつ近づける」という感覚で使うと、AIとのやり取りが楽になります。
長い質問を書かなくても大丈夫
インターネットでは、何百文字もの長い質問例を見ることがあります。
もちろん、そのような書き方が役立つ場面もあります。
しかし、初心者のうちは気にしなくても大丈夫です。
例えば、
おすすめの旅行先を教えてください。
という短い質問でも始められます。
そのあとで、
「夏休みに行きます。」
「電車で行きたいです。」
「温泉が好きです。」
と少しずつ条件を伝えれば十分です。
最初から完璧な質問を書くことよりも、会話を続けることの方が大切です。
実際にやってみよう

今回は、実際に会話を続ける練習をしてみましょう。
まず、次の質問を入力します。
東京で雨の日に何をすればいい?
AIから返事が届いたら、そのまま続けて入力します。
子どもと一緒です。
もう一度返事が表示されたら、
予算は5,000円です。
と入力してみてください。
最初の回答と最後の回答を見比べると、条件が増えることで内容が少しずつ変わっていくことが分かります。
これがAIとの基本的な使い方です。
うまく伝わらないときは言い換えてみよう
AIは便利ですが、こちらの伝えたいことを正確に理解できないこともあります。
そんなときは、少し言い方を変えてみましょう。
例えば、
「もっと簡単に。」
「別の案も教えてください。」
「初心者向けに説明してください。」
「3つだけ教えてください。」
このように短いお願いを追加するだけでも、答えが変わることがあります。
難しい言葉を使う必要はありません。
普段話すような言葉で十分です。
「プロンプト」という言葉は今は覚えなくても大丈夫
AIの使い方を調べると、「プロンプト」という言葉を目にすることがあります。
これは、AIへ入力する文章のことを指す言葉です。
ただ、初心者のうちは無理に覚える必要はありません。
今は、
AIへの質問
AIへのお願い
くらいのイメージで十分です。
実際に使いながら慣れてきたら、自然と意味も分かるようになります。
まとめ|AIは会話を続けることが大切
AIは、一度の質問ですべてを伝えなければならないものではありません。
短い質問から始めて、返ってきた答えを見ながら条件を追加していけば、自分の希望に近い答えになっていきます。
最初から完璧な質問を書こうと考えなくても大丈夫です。
まずは思いついたことを入力し、会話を続けることから始めてみましょう。
次回は、「思った答えが返ってこない」「もっと分かりやすくしてほしい」と感じたときに、AIへどのようにお願いすればよいのかを紹介します。

