営業資料で整理した「お客様が迷いやすい点」は、発信の材料にもなります。第7話では、新しい話題を探し続けず、FAQ・商品情報・相談メモから一つのテーマを選び、媒体ごとの題材に広げます。
元になる事実を一つ選ぶ

たとえばFAQに繰り返し出る質問を一つ選びます。根拠資料、誤解されやすい点、個別確認が必要な条件をセットにし、発信の素材箱へ置きます。事例やお客様の声は、公開許可と匿名化を確認してから使います。
AIには「この事実から、ブログで説明すべき背景、短いSNSで伝える一つの気づき、画像で補う場面を分けてください」と頼みます。AIが作るのは題材の下書きであり、断定や実績の創作は使いません。
媒体ごとに役割を変える

ブログは判断に必要な背景を残し、SNSは入口になる一つの疑問を置きます。どちらも第4話の正式情報に戻れるよう、参照元を記録します。次話では、この題材箱を使って1か月の発信計画にします。
実践

FAQから一問を選び、ブログの見出し三つ、SNSの切り口三つを作ります。公開前に、根拠資料と同じ意味になっているかを確認します。
例:「初めてでも頼めますか」を題材にする
ブログでは、依頼前に準備するとよいこと、相談で確認すること、個別条件が必要になる場面を順に説明できます。SNSでは、「準備がそろっていなくても、最初に目的だけ教えてください」のように、一つの安心材料へ絞ります。同じ題材でも、ブログは判断を助け、SNSは読むきっかけを作る役割です。
第3話のFAQをそのまま公開するのではなく、社内向けの確認条件とお客様に説明する表現を分けます。AIへ下書きを頼むときは、対象者、読後に分かってほしいこと、根拠資料、使わない表現を渡します。公開済みでない事例や個人が分かるエピソードは入力しません。
題材箱に残す記録

採用したテーマには、元になったFAQ、確認者、公開媒体、再利用できる時期を残します。第8話の計画表で、同じテーマを繰り返すのではなく、入口と深掘りの順に配置できます。
閲覧数だけで題材の良し悪しを決めず、問い合わせで同じ質問が減ったか、説明がしやすくなったかも観察します。

