毎日の献立を考えるのは、意外と時間がかかります。
「冷蔵庫に食材はあるけれど、何を作ればよいか思いつかない」
「家族の人数に合う献立を考えるのが面倒」
「足りない食材だけ買いたい」
このようなときは、AIに相談できます。
冷蔵庫にある食材、食べる人数、調理に使える時間を伝えると、それに合わせた献立を考えてもらえます。さらに、作り方を聞いたり、足りないものだけを買い物リストにまとめてもらったりすることもできます。
今回は、一つの会話の中で「献立を決める」「レシピを確認する」「買い物リストを作る」という流れを試してみましょう。
まずは冷蔵庫にある食材を確認しよう

最初に、家にある食材を書き出します。
すべてを細かく確認する必要はありません。夕食に使えそうなものだけで大丈夫です。
たとえば、次のような食材があるとします。
- 鶏もも肉
- キャベツ
- 玉ねぎ
- 卵
- 豆腐
- ごはん
- しょうゆ
- みそ
この段階では、どの食材を組み合わせるか考えなくても問題ありません。
冷蔵庫や食品棚を見ながら、あるものをそのままAIへ伝えます。
人数と調理時間も一緒に伝える
食材だけでも献立を考えてもらえますが、人数と調理時間を伝えると、より使いやすい提案になります。
たとえば、次のように入力します。
冷蔵庫に鶏もも肉、キャベツ、玉ねぎ、卵、豆腐があります。
2人分の夕食を考えてください。
30分くらいで作れるものが希望です。
このように、普段の言葉で伝えれば十分です。
料理が苦手な場合は、
初心者でも作りやすい献立にしてください。
と追加できます。
洗い物を減らしたい場合は、
できるだけ使う鍋やフライパンを少なくしてください。
と伝えてもよいでしょう。
AIに献立を考えてもらう

入力した内容をもとに、AIが主菜、副菜、汁物などを組み合わせた献立を提案します。
たとえば、
主菜
鶏肉とキャベツの炒め物
副菜
冷ややっこ
汁物
玉ねぎと卵のみそ汁
といった形です。
冷蔵庫にある食材を中心に考えてもらうことで、新しく買うものを減らせます。
ただし、AIが提案した献立を必ずそのまま作る必要はありません。
「炒め物ではなく煮物がよい」「みそ汁は作らない」など、希望と違う部分があれば修正できます。
希望に合わないときは変更してもらう
最初の献立が自分の気分に合わないこともあります。
その場合は、同じ会話の中で短く希望を伝えます。
たとえば、
揚げ物は使わない献立にしてください。
子どもが食べやすい味付けにしてください。
ごはんに合う献立へ変えてください。
もう少し野菜を多くしてください。
このように入力すると、条件に合わせて献立を考え直してもらえます。
一度で希望どおりの献立を作ろうとせず、返ってきた内容を見ながら直していけば大丈夫です。
作りたい料理のレシピを聞いてみよう

献立が決まったら、次に作り方を聞きます。
同じチャットで、
鶏肉とキャベツの炒め物の作り方を教えてください。
と入力します。
さらに、
料理初心者向けに、手順を順番に説明してください。
と加えると、準備から調理までを分かりやすく整理してもらえます。
たとえば、
- キャベツと玉ねぎを切る
- 鶏肉を食べやすい大きさに切る
- フライパンで鶏肉を焼く
- 野菜を加えて炒める
- 調味料を加える
というように、作業の順番を確認できます。
分からない言葉があれば、
もう少し簡単に説明してください。
と頼みましょう。
家にない調味料や食材を確認する
レシピを見ていると、家にない食材が含まれている場合があります。
そのときは、
この中で、最初に伝えた食材にないものを教えてください。
と入力します。
AIは、最初に伝えた食材とレシピを見比べ、足りないものをまとめてくれます。
たとえば、
- 片栗粉
- しょうが
- ごま油
などが不足していると分かります。
家にあるものをもう一度確認したい場合は、
しょうゆ、みそ、砂糖、塩は家にあります。買うものだけにしてください。
と追加します。
これにより、不要な買い物を減らしやすくなります。
そのまま買い物リストを作ってもらう

足りない食材が分かったら、買い物リストにまとめてもらいましょう。
同じ会話で、
足りないものを買い物リストにしてください。
と入力します。
必要に応じて、
2人分に必要な量も入れてください。
と追加できます。
すると、食材名と目安の量が整理された形で表示されます。
たとえば、
- しょうが 少量
- 片栗粉 大さじ1程度
- ごま油 少量
といった形です。
表示された買い物リストは、スマートフォンで見ながら買い物に使ったり、自分のメモへ写したりできます。
売り場ごとに分けてもらうと見やすい
買うものが多い場合は、売り場ごとに分けてもらうと確認しやすくなります。
たとえば、
野菜、肉、調味料に分けてください。
と入力します。
すると、
野菜売り場
しょうが
調味料売り場
片栗粉
ごま油
というように整理してもらえます。
スーパーで売り場を行き来する回数を減らしたいときにも便利です。
ただし、店舗によって売り場の場所は異なります。AIが作った分類は、買い物メモを見やすくするための目安として使いましょう。
苦手な食材や食事の条件も伝えられる
献立を考えてもらうときは、食べられないものや避けたいものも伝えられます。
たとえば、
辛い料理は避けてください。
魚は使わないでください。
卵を使わない献立にしてください。
と入力できます。
ただし、食物アレルギーがある場合は、AIの回答だけで安全を判断しないようにしましょう。
商品の原材料表示を確認し、必要に応じて医師などの専門家へ相談してください。
AIは献立を考える補助として使い、食の安全に関わる判断は自分で確認することが大切です。
予算を決めて献立を考えることもできる
買い物の金額を抑えたい場合は、予算も伝えられます。
たとえば、
追加の買い物は1,000円以内にしてください。
と入力します。
すると、冷蔵庫にある食材を優先しながら、買い足すものを少なくした献立を提案してもらえます。
ただし、商品の価格は店舗や時期によって異なります。
AIが示す金額は目安として考え、実際の価格はお店で確認しましょう。
予算を伝える目的は、正確な合計金額を出してもらうことではなく、買い足す食材を絞ることです。
実際に一つの会話で試してみよう

ここまでの流れを、自分の冷蔵庫にある食材で試してみましょう。
最初に、次のように入力します。
冷蔵庫にある食材は、〇〇、〇〇、〇〇です。
2人分の夕食を30分以内で考えてください。
初心者でも作りやすいものが希望です。
献立が表示されたら、作りたい料理を選びます。
次に、
この料理の作り方を順番に教えてください。
と入力します。
最後に、
家にないものだけを買い物リストにしてください。
と頼みます。
これで、一つの会話の中で、献立、レシピ、買い物リストまで作れます。
必要であれば、
もっと簡単にしてください。
別の献立も教えてください。
洗い物が少ない方法にしてください。
と追加し、自分が使いやすい形へ直してみましょう。
AIの提案は自分で確認してから使おう
AIが考えた献立やレシピには、材料の量や加熱時間が合わない場合があります。
特に肉や魚を調理するときは、中心まで十分に火が通っているかを確認してください。
また、消費期限を過ぎた食材や、状態が悪い食材は使わないようにします。
AIは、実際の食材の状態を見ることができません。
におい、色、保存状態などを自分で確認し、安全に調理できる食材だけを使いましょう。
まとめ|献立から買い物まで会話を続けてみよう
AIに献立を考えてもらうときは、冷蔵庫にある食材、人数、調理時間を伝えるところから始めます。
献立が決まったら、同じ会話の中でレシピを聞き、さらに足りないものを買い物リストにまとめてもらえます。
最初から細かい条件をすべて入力する必要はありません。
回答を見ながら、
初心者向けにしてください。
別の献立にしてください。
買うものだけまとめてください。
と追加すれば、自分に合った内容へ近づけられます。
まずは、冷蔵庫にある食材を3つほど入力し、今日の夕食を一緒に考えてもらってみましょう。
次回は、行きたい場所や予算、移動方法を伝え、AIに休日のお出かけプランを考えてもらう方法を紹介します。

