第9話では、調べものを始める前に確認項目を決めました。
第10話では、その確認項目に沿って集めた情報を比較します。比較で大切なのは、情報量を増やすことではありません。同じ基準で並べて、判断しやすくすることです。
比較表の項目を固定する

情報を集めながら比較項目を変えると、判断がぶれます。
第9話で決めた確認項目を、比較表の列にします。料金、対象、条件、注意点、根拠など、何を見るかを先に固定します。
AIには、次のように頼みます。
次の確認項目を使って、比較表の列を作ってください。項目は増やしすぎず、判断に必要なものだけにしてください。
情報がない欄を空欄にする

比較するときに危ないのは、情報がない欄をAIが自然に補ってしまうことです。
情報源に書かれていないことは、空欄または不明として残します。
AIには、次の一文を入れます。
情報源にない内容は推測せず、不明として残してください。
不明が見えることで、追加確認が必要な場所も分かります。
根拠を一緒に残す

比較表では、数値や条件だけでなく、根拠も残します。
どの資料を見たのか、いつの情報なのか、公式情報なのか、社内資料なのか。根拠がない比較は、あとで確認しづらくなります。
AIには、次のように依頼します。
各項目に、参照した情報源の種類も添えてください。
ブログ本文に出すときは実名を出さない場合でも、作業用には根拠を残します。
判断に使う差を見る
比較表ができたら、差がある場所を見ます。
すべての違いが重要とは限りません。今回の判断に影響する違いだけを見ることが大切です。
AIには、次のように頼みます。
この比較表から、今回の判断に影響する差だけを抜き出してください。
実践:同じ基準の比較表を作る

第9話の調査前チェック表と、集めた情報を用意します。
AIには、次のように依頼します。
次の情報を、第9話で決めた確認項目に沿って比較表にしてください。情報がない欄は不明にしてください。各欄には根拠の種類を残し、最後に判断に影響する差をまとめてください。
第10話で完成するのは、判断に使える比較表です。
次回の第11話では、PDFや長い資料から必要な情報を探し、比較表へ入れる材料を取り出します。
まとめ
集めた情報を比較するときは、同じ基準で並べることが大切です。
比較項目、空欄、根拠、判断に影響する差を整理すると、次の報告や提案に使いやすくなります。

